過去の私と未来の彼女
私に握手する意思がないことが分かるとモノクロの私は手を戻した。
『ねえ、覚えてる?貴女ね、高校入学したての頃、自己紹介ですっっっごいスベったでしょ?』
「!!??」
何でこいつがこんなことを。
確かに私は高校一年生の時の始めての自己紹介でとても恥ずかしい思いをした。
思い出すだけで恥ずかしい。
まぁ何だ、高校デビューがしたかったのだ。
失敗したけど。
ていうか指摘されるまですっかり忘れてたんだから、今更掘り出さないで欲しかったんだが。
『ねえ、覚えてる?貴女ね、高校入学したての頃、自己紹介ですっっっごいスベったでしょ?』
「!!??」
何でこいつがこんなことを。
確かに私は高校一年生の時の始めての自己紹介でとても恥ずかしい思いをした。
思い出すだけで恥ずかしい。
まぁ何だ、高校デビューがしたかったのだ。
失敗したけど。
ていうか指摘されるまですっかり忘れてたんだから、今更掘り出さないで欲しかったんだが。