放課後は秘密の場所で。
時計を見てみると、あと少しで昼休みが終わり授業が始まる。





授業は出る気なんてさっぱりない、なのでもちろんサボる。





「俺、授業サボるわ。」





机から立ちがあると、食べ終えたパンの紙くずをぐしゃっと握りつぶして捨てた。





「俺、後で来るわ。」




「おぅ。」





俺は、垣に向かって小さく手を挙げると、教室から出る。




どこに行くか考えるけれど、すぐにいつものサボりば裏庭に行くことに決めた。




多分、垣も裏庭に来るだろうしな。





裏庭に向かうと、そこはいつもと同じで陽が当たってとても心地よい場所。
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