放課後は秘密の場所で。
そう、不良君は私の探し求めていた苺ノートをしっかりと持っていた。





私は、苺ノートを見てもう一度不良君の顔を覗いてみた。





不良くんは、私を馬鹿にするように見ていた。





その表情を見て、苺ノートを見たんだって確信した。






「・・・見ました?」







確認のため恐る恐る聞いてみると、






「見た。」





ピ、ピ、ピンチィィィイ~!!!!!!




苺ノートには、好きな人のこととか・・・書いていたのに・・・。




不良君に見らちゃったよ、次の日には皆にバラされて・・・好きな人に振られて。




人生、泥沼だよぉ~。
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