彼と、お花と、お仕事と。

次の日の朝、物音がして私は起きた。

すると、和さんが朝ごはんの用意をしていて、いい匂いが部屋中に充満していた。


料理をする姿も、かっこよくて…

もう少し、ちゃんとした時に言おうと思っていたけれど


「和さん…好き。」

と口走っていた。

和さんは、やっぱり驚いた顔をして

「え……」

と言って固まってしまった。

そのせいで、卵焼きが焦げてしまったのは事実だ。

おじさんとおばさん、あと私の親はなかなか起きず、二人だけでご飯を食べた。

すると、和さんは


「咲桜ちゃんって、イジメられてた?」

と、突然聞かれた。

確かに、中2か3の頃に一部の女子たちにイジメられていた。

上履きに画鋲が刺さっていたり、ノートはすべてのページに落書きがあって、カバンの中にはゴミなどが入れられていたことがある。

でも、なぜ和さんが知っているのか……



「それ、俺のせいなんだ。ごめん」



和さんの……せ…い?




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