七人のオオカミ★レイカ伝説~高校生活~
「吾廉…」

「はい。」

「やっぱり二人で話をしに行きましょ?」

「かしこまりました。麗華様。」

違ったとしてもこれはお父さんだけの問題ではない。
私も神山のお父さんお母さんに話さなければならない事なんだ。
お父さんはまた次の機会に会って話をしてもらう。

「頑張ってねー☆」

隅っこで地味に会話を聞いていた海翔さんが言った。

「はい!ありがとうございます。」

私は海翔さんにお礼を言うと吾廉と放課後に玄関で待ち合わせをし、教室へ戻った。
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