LOVEPAIN
「父親の心配よりも、
自分の心配したら?!
借金の半分は広子さん、あんたに返して貰おうと思ってんだから?」
成瀬はふっと笑うと、
嫌な笑顔を見せる
この人は今まで何人もの人をこうやって追い込んで来たのだろう……
「それは構いません。
私もそのつもりです!
父親一人にそんな苦労させるつもりはありません!」
そう言い切った私を、
成瀬は意外そうに見ていた
多額の借金を背負わされそうになり、
私が慌てるとでも
思っていたのだろう
もし、これが他人の借金ならば困るが、
家族で有る父親のものならば仕方ない