うつくしいもの

「――涼雅さん、私はあなたに本当に憧れました」



今も変わらず、
憧れているのかもしれない



優雅に対して抱くような、

好きとか愛しているような気持ちとは、違うけど





「お前の声とセックスは、最高に良かった」


そうやって唐突に口にされた言葉に、

顔が赤くなってしまう




「だから、お前との事は今もハッキリと覚えてんのかもな?

あの歌も、俺が歌うよりも、お前の声の方がいい」




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