運命~きっと大丈夫~
キーンコーンカーンコーン



「ねぇねぇ・・・」最初に私を呼び出したのは


同じく総真がスキな「美希」だった。


美希は、好きな人が同じつつも


仲良くしていた。


美希自身の性格もすきだったから。


自分を犠牲にしてまで


わたしを守ってくれたから。


「例え好きな人が同じでも絆は変わらない」


そう誓いあった。


それは、なにがあっても破られない約束。


信じたかった。だから美希にはホントの事を


言う。決心は固い。


でも・・・この時、言わなければ良かったと


後悔するなんて・・・


この時の決断が後々すごい問題になる。







「乙葉、付き合ってるでしょ?」



「ごめんね」



「いいよ、でも噂広まってるよ」



「うん・・・」





こんな会話をした。


すごく不安で泣きそうだった私の顔を


みて多分、それ以上なにも聞かなかった。


ソレは、美希の優しさだと思った。



でも・・・一時的な物だった。


それに気づけるのは・・何日後かな?


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