兄と弟と私の三角関係~イケメン兄弟に挟まれて~



《卓と千夏の肝試し中の会話》




『ごめんね卓くん。』



『なんで千夏さんが謝るの?』



『何となく悪いなぁ…って思って』



『全然悪くないよ千夏さんは。
ただ兄貴と一緒に行けなくて俺はそっちの方が千夏さんに悪いと思っているよ』



『そんな事ないよ。
大丈夫……』



千夏さんは強がっているように俺は見えた



そして俺たちは、黙々と森の中を歩いた



千夏さんはおしとやかな性格だから多分、俺と何を話して良いのか分からないのだろうか全然俺に話掛けてきてくれない



そして俺だって何を話して良いのか分からなくて俺も千夏さんに話掛けられないでいた



無言で黙々と歩いたから短時間であの石に着いた



そして同じ様に飴を取り出す



千夏さんは由里子ちゃんと同じ様に掘ろうとしたが俺が良いよって言うと掘るのを止めて懐中電灯を俺の手元に照らしてくれた



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