あの頃の君へ〜eternal love〜
ホストにとって
一番重要な"源氏名"



そんな事など、すっかり忘れていた
自分にとても恥ずかしさを感じた。



『あの…何か俺に合いそうな
名前ってありませんか?』



『…そうだなぁ〜。』



飛龍さんは、面接用紙を見つめながら
二本の指で器用にペンを回した。



『君は、もともと横浜の西区出身…?』



『はい、そうです。』



『じゃあ…家の近所に、何か目立つ
建物なんかはあったりする?』



『そうですね、、小さな公園と…
少し大きなお寺がありますね。』



『公園と、、寺か……。』



すると、飛龍さんは用紙を裏返して
真っ白な紙の真ん中に何かを
書き始めた。
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