あの頃の君へ〜eternal love〜
『ねぇ、武瑠くん…』



『俺と、友達になってくれないかな?』



『………友達?』



俺が首を傾げると、
沈んでいく太陽の光が
まぶしく2人を照らしていた。



『俺の事は、"仲村"でも"信平"
でも好きに呼んでくれていい。』



『敬語もいらないからさ。』



『だから、これからは同級生のように
対等に接して欲しいんだ。』



『わかった。』



『じゃあ…今度俺に、
リフティングのコツ教えてくれる?』



『ああ!もちろん!!』



『楽しみにしてる。
よろしくな!信平っ!』



あの日、初めて見た優弥の笑顔。



それは、あの夕焼けの空よりも
美しく…太陽よりも眩しかった。
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