あの頃の君へ〜eternal love〜
『…気に入った?』



『それ、、あげるよ。』



やっと彼女が笑ってくれた。



それだけで
俺は、胸がいっぱいになった。



『…えっ!?』



『でも、あなたのドリンクが…』



『いいんだ。俺、こういう所の料金
システムってよく分からないし、、』



『結構高いでしょ…?』



客のふところを心配するなんて…
一歩間違えれば失礼にあたる。



でも、この時俺はなぜだか
彼女にお金を使って欲しくなかった。



『………驚いた。』



『客にお金を使わせない
ホストなんて、、』



彼女は俺を見ると、
口元に手を当ててクスっと笑った。
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