あの頃の君へ〜eternal love〜
あの頃の俺は、、



ただNo.1になる事だけが
ゴールだと思っていたのだから。



『あ〜あ〜!秘密かぁ…。』



『王子しゃまのいじわるぅ〜!』



そう言うと、



彼女は残念そうに肩を落として
両頬をぷっくりと膨らませた。



『それなら、、』



『芽依、応援するよっ♡"』



『王子しゃまが絶対にお店で
"1番"になれるようにっ…!!』



『そしたらいつか、、』



『芽依だけに聞かせてくれる…?♡』



『王子しゃまの、、本当の夢っ♡♡♡』



『ああ…!!』



こうして、、



彼女はこの店に足しげく通う
俺の大切な常連客になった。
< 405 / 1,028 >

この作品をシェア

pagetop