あの頃の君へ〜eternal love〜
『とにかくっ!』



『お店では問題さえ起こさなければ
良いだけなんだし、そんなの余裕でしょ!』



『私に対してもみんなと
平等に接して欲しいの。』



『いつでもポーカーフェイスでね!』



『ああ。そうしよう。
これからのお互いのために。』



『うん!約束ね。』



満面の笑みでうなづいて
彼女が再び俺の手を取った。



これはきっと指切りの代わりだ。



2人の覚悟が1つになった瞬間。



太陽が少しずつ雲に覆われていき



どこからか湿ったような
冷気が足元に届いた。



時々、ポツリと冷たいモノも頬に感じて。



『西園寺さん、手繋ごっ!』



『おい、お前さっきの話忘れたのかよ?』



『分かってるよ〜。風紀でしょ?
だから、こっそり手繋ごって話!』



『ったく…、仕方ねぇな。
じゃあ、そこの裏道入ったらな?』
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