BEAST POLICE
床に捻じ伏せた青年を後ろ手にして、巽は素早く手錠をかけた。
「大丈夫か?」
振り向いた巽。
「あっ!」
彼の額から一筋の血が流れている事に、環は声を上げる。
恐らく揉み合っている時に、鉈の切っ先が当たってしまったのだろう。
「だ、大丈夫ですかっ?」
「…掠り傷だ」
心配要らないと言うものの、環はハンカチを取り出して巽の額を押さえて止血した。
…やがて駆けつけた警察官により、青年は連行される。
「大丈夫か?」
振り向いた巽。
「あっ!」
彼の額から一筋の血が流れている事に、環は声を上げる。
恐らく揉み合っている時に、鉈の切っ先が当たってしまったのだろう。
「だ、大丈夫ですかっ?」
「…掠り傷だ」
心配要らないと言うものの、環はハンカチを取り出して巽の額を押さえて止血した。
…やがて駆けつけた警察官により、青年は連行される。