BEAST POLICE
猪瀬が受刑者の代表として担ぎ出され、猪瀬も警察との交渉により事態の収拾を図るべき事を受刑者に説得した。

受刑者らは、人権の尊重と懲戒行為を逸脱した暴力を振るう刑務官の罷免を要求した。

受刑者らは『これは暴動ではなく、基本的人権を獲得する為の闘い』であると主張したが、薬用アルコールを盗み出して『酒』として全受刑者に振る舞ったり、家畜のブタを殺して豚料理を作るなど刑務所内は無秩序状態であった。

このような事態に至った事から、警察は武装した警官隊を刑務所内に導入し、暴動鎮圧に乗り出した。

しかし警官隊突入後、一時間もしないうちに僅かな生き残りから、『警官隊全滅』の連絡が入る。

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