BEAST POLICE
後ろ手に手錠をかけられ、抵抗できない状態でリンチでもされたのか。

無数の痣を全身に刻み込まれ、受刑者は絶命していた。

「仲間割れか…?」

受刑者の顔を見た巽は、思わず息を飲む。

当然だ。

その受刑者の顔に見覚えがあったのだから。

知った顔がこんな場所で無惨な死を遂げていると知れば、驚くのも無理はない。

しかし、巽が驚いたのはそんな理由だけではなかった。

死んでいたのは、京阪神連合舎弟頭の藤原だったのだ。

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