BEAST POLICE
そもそも、その場で無線を使って署に至急報で知らせればいいのに、それをせず、わざわざ家主に110番通報させた。

随分とあやふやな行動だ。

その度に巡査は話を二転三転させた。

不審に思った巽達は巡査を追及する事にした。

「ちょっといいか」

巽と倉本は、巡査に歩み寄る。

「警視庁捜査一課の巽だ。こっちは同課の…」

「倉本だ」

「は、はぁ…警視庁の…お疲れ様です」

巡査は一礼した。

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