BEAST POLICE
関西戦争
某日深夜、新宿歌舞伎町の喫茶店において三代目鬼首會の集団が、先にいた京阪神連合直参・溝木組組員、佐々岡 道雄ら組員3人を射殺、1人に重傷を負わせた。

この背景には溝木組の構成員が歌舞伎町にある鬼首會の賭場で起こしたトラブル(嫌がらせ)があったとされる。

そもそも関西の極道である京阪神連合直参・溝木組の組員が、鬼首會のシマをうろついているという軽率な真似をされるのは、極道の面子に関わる問題だった。

この鬼首會と溝木組の衝突は、一旦は和解しかけるも決裂。

数日後に鬼首會幹部の自宅に銃弾が撃ち込まれた直後、本家である東京の鬼首會本部に銃撃が行われた事で、関東周辺の鬼首會勢力も参戦する結果となった。

この後、翌日には池袋の鬼首會組員、中西 一馬が京阪神連合直参・村井組組員に射殺されている。

この混乱に三代目鬼首會の組長・鬼首 春樹は傘下の組織に自重するよう厳命したとされる。

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