BEAST POLICE
日本橋事件から約半月後、鬼首會組長の鬼首 春樹は、六本木を訪れた帰りに駅前のクラブに立ち寄った。

この時、鬼首がクラブを時々訪れる情報を事前に掴み一ヶ月ほど前から通いつめて待ち伏せていた京阪神連合直参・犬山組幹部、鳴海 雅彦によって鬼首は狙撃された。

凶弾は鬼首の右脇腹に命中したが、鬼首の驚異的な肉体と生命力により一命を取り留めた。

この狙撃は、既に二代目鬼首會と同等の勢力を取り戻しつつある組織となっていた三代目鬼首會のトップが命の危険に晒されたという意味で大きな衝撃を与えた。

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