Dark Moon&Star's 完結
「アキトが言ったことは間違ってないと思う。それにサクだって、彼以外にもたくさんの生徒が居たわけで、、、そのたくさんの生徒をちゃんと卒業させてあげたんでしょ?なら、、、2人は、責任を感じることなんてないよ」


間違ったのは、あたしと星夜。


「雫月に励まされる日が来るなんてなぁ」


なんて笑って言う、アキト。


「やっぱり、間違ってなかった。あいつらの担任を雫月にして良かったよ」


そして、サクも安心したように笑った。


間違えなんて、、、


誰だって、犯すよね?


だけどあたしは自分の間違えから、目を逸らさずにちゃんと今を生きている。


、、、大丈夫。


あたしは大丈夫だ。

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