Dark Moon&Star's 完結
そんなの、、、出来ないよ。


だって、星夜は、、、


あたしにとって、大切な人だから、、、


あたしは星夜の言葉に、首を横に振る。


「、、、出来ないよ。星夜のせいだけじゃ、ないから。だから、、、半分背負って?1人じゃ、、、苦しい」


星夜の重荷は、あたしが半分背負う。


だから、あたしの重荷を、、、半分だけ、、、


あたしの代わりに、背負って、、、


「、、、わかった。そのかわり、1人で抱え込むな。辛くなったり、苦しくなったら、俺に言え。じゃなきゃ、俺は雫月のことを守れねぇ」

「、、、ぅん」


そう言い、あたしは頷いた。


「あんまり泣くと、響月が心配する」


星夜はそんな言葉をあたしに向け、涙を拭いてくれた。

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