LIARS-1seasonー


「ジャス。久しぶりだな。」



静まり返った車内に、彼の声が響く。



「えぇ。……それで、今日はどうしたの?」



「……何か、俺に言うことはないか?」



…………彼が、何を言いたいのかわからなかった。



「……何も、ないわよ。」



「ジャス、俺の目を見ろ。」



言われたとおり、懐かしいレッドアイを見つめる。



少しも変わってない、力強いレッドアイ。



逸らすことを、許さないような……。



「1ヶ月以上前から、何か不審な事はないか?」




< 112 / 124 >

この作品をシェア

pagetop