LIARS-1seasonー
「ジャス。久しぶりだな。」
静まり返った車内に、彼の声が響く。
「えぇ。……それで、今日はどうしたの?」
「……何か、俺に言うことはないか?」
…………彼が、何を言いたいのかわからなかった。
「……何も、ないわよ。」
「ジャス、俺の目を見ろ。」
言われたとおり、懐かしいレッドアイを見つめる。
少しも変わってない、力強いレッドアイ。
逸らすことを、許さないような……。
「1ヶ月以上前から、何か不審な事はないか?」