LIARS-1seasonー
「貴方の匂いって、香水かしら?」
そう言うと、こっちを向いてくれた彼。
でも、思っていたより近いから、内心驚いてたりもする。
「……貴方じゃない。ルークって呼んで。」
急に甘えたような、でも少し官能的な声を出すから、思わず肩がピクリと上がった。
「ジャス、ルークって呼んで。」
だ、誰ですか!?
部下達に見せるような、絶対君主的な威圧感は皆無。
ここにいるのは、表情筋ユルユルの甘えたちゃん。
可愛過ぎて、思わず抱きついちゃった。
「ジャス!?」
初めて聞く、彼の焦ったような声。