LIARS-1seasonー
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彼の部屋は、やはり最上階。
でも、私の部屋とは違う間取りで、素敵だった。
「そこに座っとけ。」
そう言い残して、彼はキッチンの方へ歩いていく。
後ろ姿までかっこいいなんて、流石よね。
遠慮なく座らせてもらい、少しすると、彼が戻って来た。
「コーヒーでいいか?」
手にマグカップを持ちながら聞いてくる彼を、思わず凝視してしまう。
「……なんだ。」
「ふふっ。ルークでも、コーヒー淹れられたんだね。」
「……チッ。」
「あら、ごめんなさいね。」
ブスっとしたまま、私の隣に腰掛ける彼からは、あの日と変わらない柑橘系の香りがした。