LIARS-1seasonー
な、に……これ?
鳥肌が立った。
いかにも無邪気な少女が書いたような言葉遣い。
それでいて、内容は耳を疑うようほど、恐怖心を際立たせるものだった。
何処か悪戯じみていて、ひしと差出人からの悪意が伝わってくる。
………何者?
女…………よね?
開いた窓から、僅かな風が吹く。
それは、私の手に収められた紙切れを攫い、地に落とす。
カサッ
音がした。
それは、私の日常が崩れ落ちていく音だった。