LIARS-1seasonー


それからの私の行動は速かった。



シャワーを浴び、ショートパンツを着た。

夏とは言えども

まだ冷える夜風に備え

キャミソールの上から

薄いカーディガンを羽織った。



全てを黒で統一して、

やっと日常が戻ってきた、

と錯覚した。


---------------

家を出た私が向かったのは、

ダウンタウン。



こんな真夜中にいるのは、ガラの悪いゴロツキや露出の多いドレスを着たホステスほどで、居心地が悪かった。



ここに来たのは間違いだった。



そう判断せざるをおえない私は、

ダウンタウンを抜け、

郊外の方まで来ていた。



< 34 / 124 >

この作品をシェア

pagetop