【リメイク前】大きな桜の木の下で【完】
くそう、まさか青春イベントの一つである自転車男女二人乗り初体験(今朝のは女である私が漕ぐ側だったからカウントされていない)をこんなロクでもない男に捧げることになるなんて無念だ。
それじゃあ宜しくお願いします、とおずおず頭を下げた私が後ろに座るなり発進した自転車は校門を抜け勢い良く坂を下って行った。
えっ、ちょいタンマ!この坂をそんな全力で漕いだら危ないって!いやマジで事故るから!
身の危険を悟った私が血相を変えて必死に叫ぶも、曽根くんは「ヒャッハー!風になるぜェー!」とハイテンションでこの状況を楽しんでいる模様。
こんなの風になるどころか、気が付いたら昇天してそうだっつーの!
まるでジェットコースターのように加速を続け坂を駆け抜ける自転車。
短い悲鳴を上げる通行人達を次々と追い越していき、坂道が終わったところで急ブレーキを踏んだことにより、物凄い速さで回っていたタイヤが地面とこすれて絹を裂いたような甲高い音を上げる。
それじゃあ宜しくお願いします、とおずおず頭を下げた私が後ろに座るなり発進した自転車は校門を抜け勢い良く坂を下って行った。
えっ、ちょいタンマ!この坂をそんな全力で漕いだら危ないって!いやマジで事故るから!
身の危険を悟った私が血相を変えて必死に叫ぶも、曽根くんは「ヒャッハー!風になるぜェー!」とハイテンションでこの状況を楽しんでいる模様。
こんなの風になるどころか、気が付いたら昇天してそうだっつーの!
まるでジェットコースターのように加速を続け坂を駆け抜ける自転車。
短い悲鳴を上げる通行人達を次々と追い越していき、坂道が終わったところで急ブレーキを踏んだことにより、物凄い速さで回っていたタイヤが地面とこすれて絹を裂いたような甲高い音を上げる。