Love~それぞれの愛のかたち~
結局はさ、思い通りになれば満足なんだよ、都合が良い女なんだよ私は…
髪のセットをしながらそういう事を考えた。
湿気でうまくベトベトするし、変な事を考えるで嫌になる。 適当に髪を結んで行こう。
ちょうどお母さんも支度出来たみたいだ。「夢加~!行くわよ~!!」 「ハーイ…」凄く生気のない声で私は返事した。
学校なんて退屈すぎで嫌になる。でも友達がいるからまだいいや。友達といると楽しい。楽しくて心の底から笑える。しばらく音楽を聴いていると学校についた。私はため息を一つ吐きながら教室まで向かって行く。
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