俺様編集長サマにLOVE NONSTOP!
「ん…!亮平、ちょっとやめてよ」
体を押し返そうとして、逆に引き寄せられてしまった。
亮平は痛いくらいにわたしを抱きしめると、「やめないよ」とだけ言ってキスを続ける。
服を脱いだまま抱きしめるんだから、素肌に直接手が触れるのだ。
それが、わたしの理性をどんどん崩していった。
「亮平…」
舌を絡めるキスに、体はどんどん熱くなる。
亮平の呼吸が少しずつ荒くなっていくのが分かって、何もかもがどうでもよくなってきた。
「香乃子、抱きたい。いいだろ?」
唇を離した亮平は、そう言いながら服の下へ手を伸ばしている。
もし、イヤだって言っても止めないくせに…。
だけど、わたしだって止めて欲しくなんかない。
「うん、抱いて…」
その言葉の終わりと同時に抱きかかえられると、ベッドへとなだれ込んだのだった。