俺様編集長サマにLOVE NONSTOP!


サービスエリアで軽くお茶をしていると、何人かのすれ違う若い女性が、編集長を見たのが分かった。

本人が気付いているかどうかは分からないけれど、「あの人カッコイイ」と言われたりもしている。

そんな編集長の隣を歩いていて、ちょっとだけ優越感だ。

それと、どうしても意識してしまうこと。

それは、『18時』という言葉。

18時を過ぎたらどうなるの?

勤務時間じゃなくなったら、何が出来るの?

なんて、そんかことは聞けれないし。

「おい、平瀬。何ボーッとしてるんだよ。行くぞ!」

「あ、はいはい」

いけない、いけない。

だけど、仕方ないじゃない。

二人きりで一泊するんだもん。

妄想も膨らむって。
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