君と僕との物語
篠崎 愛。15歳の春。

わたしは念願の高校生になりました。

え、あの修羅場中?
あのときのわたしはまだ中学生だったんですね。
最近の子はませてますから。

わたしが入った高校は大学付属の櫻田大学付属高校。


知ってる子は一人もおらず....
まぁわたしの通っていた中学は県でも有名な不良校。てか、バカ校。
なので、この高校だって中の中っていうレベルだろう。
このレベルに入れるわたしは学校でちょっとレアだったのだ。
始業式の日

わたしB組ね。
一年のクラスってどこだろう。
B組のクラス表見てる女の子とかいないかな。一緒行きたいな。そしたらそのまま仲良くなれちゃったするよねー


あぁーわたしB組だー!
てことはあっちー!

(あ、発見。)

あ、あのー
わたしもB組なの。クラスの場所わかんなくて着いていってもいいかな?ニコ


うん!いいよ!
わたし、前田 梨華 マエダ リカっていいます!
よろしくー

わたし、篠崎 愛です。よろしくね。
< 5 / 11 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop