極道一家のマヤ
「ちょ、ちょちょちょ、ちょっと待って!!」
「あ?何だよ、変なヤツだな」
いきなり慌てふためく私にいぶかしげな視線が向けられる。
だけど今、そんなことはどうでもよくって…
一年A組……教室にあった空席は、全部で5つ。
んでもって、『嵐』のメンバーは、全部で5人。
空いた席は…全部『嵐』のヤツらのはず。
と、いうことは…
「あ、あのー」
「何だよ」
額から、微かに汗が滲み出てくるのを感じる。