極道一家のマヤ
数分後、学校に到着。
歩いて来るよりも大分早く着いた。
といっても、周りにオレたち以外学校の生徒はいない。
…当たり前だ。
時間的にみんな入学式を終え、一時間目の授業を受けているはず。
「新学期早々授業とか超だりー」
「いえてる」
5人で駐輪場にバイクを止め、学校の中へと入る。
「あれ、嵐どこ行くの?」
もうすぐ教室、というところで、どこかへと遠ざかっていくオレに不思議そうに問いかけてくる宮。
「サボり」
それだけ言い残し、オレは再び歩き出した。