嘘つきなキミ







少し濡れた髪が色っぽい。





「風邪、引いちゃうよ?」






凌はベッドに座り、私の手を引く。





え?ええ?




「いちいち赤くなんなよ!



変なことしねーし、


ただ、2人でくっついてたい。」






可愛い…。





私は笑って頷いた。





2人で布団に潜り込む。










< 188 / 263 >

この作品をシェア

pagetop