オトナになるまで待たないで
軽いにらみ合いが続いた…
どちらからともなく、吹き出した。
「しょうもなっ!」
ゴウは笑い転げて、自分もスツールから落ちそうになった。
「あーあ…まぁええわ。フられたんよ」
私はうなった。
「これでもかなり粘ってんで?
京都行くことも言うたし、時々会うだけで良いですってな。
でもまったく気持ちがないんよ。
女として見てない以前に、ウチが存在してないみたいな感じやねん」
ゴウは、アイスティーの氷をストローでガシガシ削った。