オトナになるまで待たないで

私は逆に避けてた。

店長に会わないように。

いつの間にか、ふさいでいた手を下げていた。


「会えたら、顔だけ見れたら…って。

再調査して、みんな間違ってたことに気がついて…

一言でも謝ったら、もう二度と会わないつもりだった。

だけど…今日、お前の顔見たら…


出て行くのか?


黙っていなくなるなよ!

俺を一人にすんな!!」

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