オトナになるまで待たないで
清掃でいろんなビルを回ったから、
ビルの造りがよく分かるようになっていた。
裏へ回ると警察官と消防士がしっかりガードして、
誰も近づけないようにしていた。
それも分かってる。
だけど、まさかダストボックスの外から中に入るとは思ってない。
さらに西側に回りこむとやっぱり誰もいなかった。
ラッキーだ。
今日は水曜日だから、ゴミが一番少ない。
すさまじい臭いがしたけど、夢中で飛び込んだ。
今、顔を歩いたの絶対ゴキだ。
振り払って、中へ潜り込んだ。