オトナになるまで待たないで

清掃でいろんなビルを回ったから、

ビルの造りがよく分かるようになっていた。


裏へ回ると警察官と消防士がしっかりガードして、

誰も近づけないようにしていた。



それも分かってる。


だけど、まさかダストボックスの外から中に入るとは思ってない。

さらに西側に回りこむとやっぱり誰もいなかった。


ラッキーだ。

今日は水曜日だから、ゴミが一番少ない。


すさまじい臭いがしたけど、夢中で飛び込んだ。


今、顔を歩いたの絶対ゴキだ。


振り払って、中へ潜り込んだ。
< 376 / 472 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop