オトナになるまで待たないで

廊下に走った。

防災用の斧がある。
それをつかみ出して、スチール棚に向かって叩きつけた。


二回三回…スチール棚が変形して、大きく倒れた。


ドアノブを掴む。


真っ暗…


深い闇が、どこまでも続いていた。


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