オトナになるまで待たないで

お茶を運んできたオバサンが目を丸くする。

「すみません…暗い所ダメなんです」

「なないっ!!」

オバサンが、お茶を置いた。

「そうかそうか。

じゃあ、オバチャンとここに居よう!

お兄さんだけ入ってもらおう」

「なないの…!」

「うんうん」

「すみません…」

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