冷酷な彼は孤独な獣医
あたしは慌てて龍の体から離れると、

周りの視線に動揺しながら龍に言う。



「ちょっと龍!みんな見てるよ!

なんかあたし達、イチャついてるって思われてるよ!」


あたしがそう言うと、

龍は落ち着いた様子で話す。



「周りの目なんか気にするな」


「龍………」


「誰がどう見ても、捨て猫と人間がたわむれている様にしか見えない」






ん?


えっ?


はあーっ!




やっぱりコイツはーーーーっ!!!!






「最低!!!!

龍にも優しい所あるんだなっ、とか一瞬思ったあたしがバカだった!!」


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