冷酷な彼は孤独な獣医
「起きろ雑用!」


いつもの様に龍に起こされ、

あたしは力いっぱい布団を握り締めた。


「無理!絶対無理!」



でも結局布団は剥がされ………



「起きろ」



「はい。キリとチップの散歩に行ってきます………」



あたしは服に着替えると、キリを連れて外に出た。





はぁ………キリとチップには悪いけど、

休みの日までこの時間に起きるのはキツイなぁ。
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