冷酷な彼は孤独な獣医
「えっ?それって、此処で働く人が来るって事?」


「あぁ」


「やったぁー!!でも……またすぐに辞めたりして?」


「たぶんそれは大丈夫だろ。

動物看護師として働いてきた人間だからな。


手術のアシスタントも出来るし、

お前の100倍は使える」



「なによ!!それじゃああたしが、

なんの役にもたってないみたいじゃん!!」


「まだお前に、給料を受け取る資格はない。


その程度って事だ」


「はぁーっ!こんなに働かせておいて?

毎日毎日龍の命令聞いて、あたしは龍の奴隷か!

この悪徳獣医!

そうやって、ずっとタダ働きさせる気でしょ!」


< 230 / 650 >

この作品をシェア

pagetop