冷酷な彼は孤独な獣医
「どうしたの?怖い顔しちゃって!」


「えっ?あたし怖い顔し…」


「そんな顔もかわいいから大丈夫!アハハッ」


「からかわないでよ……」


下を向くあたしに、瑞樹さんは笑い声で話す。


「とにかく!龍が、理央ちゃんの事を好きなのは確定した訳だし、

俺は理央ちゃんを全力で奪うのみだよ!」


瑞樹さんは首を傾けほほ笑む。


「そんなのおかしいよ!瑞樹さんは、別にあたしの事が好きな訳じゃないのに、

龍の事が嫌いだか…」


「好きだって言ったら?」


「えっ…」


「俺が、本気で理央ちゃんの事を好きだって言ったら?」
< 533 / 650 >

この作品をシェア

pagetop