小さな町の恋物語
「幸人、来てくれたの?」明るい顔で遥がこっちを見てきた。「よぅ。風邪大丈夫か?」  「うん、だいぶ良くなったよ。ありがとう。」そして僕等は遥の部屋へ行った。女の子らしい可愛いらしい部屋だった。  「実は私、幸人に言わんといかん事があるんよ。」改まった表情で遥が話しだした。
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