芸能人と恋に落ちました。
そんないきなり好きだなんて言われてもどうすればいいかわからないよ…
「私,わからないです…どうすればいいのか」
「こんなにも誰かを大切だと思ったのは初めてなんだ」
蒼くんの力強い瞳が真っ直ぐ私を見据えてくる
「…嬉しいです」
「なに泣いてんだよ」
痛いくらいに蒼くんの気持ちが伝わってきて気が付いたら涙が流れていた
こんなにも想ってくれる人がいてくれたといううれし涙
「…嬉しかったんです。そんな事言ってくれるなんて思ってもなかったですから」
蒼くんが私を好きになってくれたんだ
本当だとしたら嬉しすぎるよ…
「で、返事は?」
「私も…好きです」
想いを伝えるのってこんなに恥ずかしいんだね…
でも恥ずかしいっていう気持ちよりも想いが通じあったという嬉しいっていう気持ちの方が大きい
「本当に?」
「はい」
「必ず守るから」
「信用してます」
そう伝えたら蒼くんに抱きしめられた
温かいな
「でも俺は俳優だ。普通に付き合うことはできないとおもう、それでもいいか?」
そうだよね,蒼くんは俳優さんだもんね…
だけどそんなことは関係ないよ
好きだからってそんな事で引き下がれないもん
「大丈夫です」