芸能人と恋に落ちました。
「大丈夫か?」
「うん…ありがとう」
私が泣き止むまでずっと抱きしめてくれていた
「みんなに公表するつもりなの? 」
「しねぇよ」
「…じゃあなんで? 」
「なんでだろうな」
蒼もどうしてかわからないって表情だった
「ねぇ私たちのこと忘れてない? 」
声のした方を向くとそこには聖奈と友夏
一瞬どうしているの? って思ってしまったけど2人がいるのは私が呼び出したから
その2人がいるのに蒼の世界に入ってしまうなんて…
恥ずかしいところを見られた
「ごめん」
「っま,いいけど」
「…そういえばどうして蒼はここに? 」
今さらだけどそれを聞くの忘れてた
1番重要かも…
「お前のことだから俺とのこと言わないで渋るんじゃないかって思ったから来た」
「よくわかってますね,未來のこと。その通りですよ」
「え? 」
「未來そういうところあるから…変に気を遣うっていうか」
「そんな事ないよっ! ねっ友夏」
友夏に同意を求めるけど最後まで首を縦に振らなかった
『キーンコーンカーンコーン…』
「あっ授業終わった。じゃ私たちは行こっか」
「なんで」
「私たち邪魔でしょ! あとはお2人でってことで聖奈行くよ! 」
「そういうことね…ゆっくり戻ってきてくださいね? それじゃっ」