芸能人と恋に落ちました。


そしてまた唇を重ねた

さっきと比べたら少し強引だったけど気持ちは伝わってくる

目を少し開けると耳を真っ赤に染めた蒼が目に入った

…照れてるのかな?

蒼が愛らしく感じて蒼に身を委ねた


ここが学校だということも忘れて蒼とのキスに夢中になっていた

そこを誰かに見られているなんて思いもしなかった


唇を離し向かい合う

なんだかそれがすごく恥ずかしくて…


「ふふっ…」


照れ隠しで笑ってしまった

蒼も相変わらず照れているみたいで耳を掻きながら少し下を向いて "笑うなよな…"

って言ってた


これからも幸せな時間を過ごせると思っていたのに…

蒼に迷惑をかけたくないなんて言っておきながら結局は私が招いてしまう


この時の私はそんなこと考えてもいなかった

ただ,毎日が順調で幸せで…浮かれてしまっていたんだ

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