芸能人と恋に落ちました。


「未來おはよー」

「おはよう友夏」

「おはよ」

「おはよう」


あっという間に過ぎていく毎日をボケーっと過ごしていたらもう3人で居るのが当たり前になってる…


「そういえば,昨日どうだった? 職員室」

「もう本当最悪だったよ! 長々と30分くらいずっと説教。話長いんだよー」


その場面が想像できてしまって必死にこらえていた笑いを堪えることができなくなった


「ちょっとなんで笑ってんのよ! 」

「これからは自分の世界に入らないように気をつけないとね」

「2人とも私のことバカにしてるでしょ」


「「全然」」


楽しいひと時も過ぎて行き気付いた時にはホームルームも終わっていた


「どーしたの? ボーっとして」

「聖奈…」

「なんか悩み事? 」

「うん,まぁ…そんな感じかな? 」

「何があったの? 」


聖奈に蒼のことを話した

昨日電話がかかってきて映画の仕事が入ったからしばらく学校に行けないってこと

学校に行けないって事は蒼と会うこともなくなる…それを承知のうえで付き合ったけどたまにやっぱり不釣り合いなんじゃないかな? とか寂しいなって思ってしまうこと

全てを話した


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