短編集‥*.°
「はわわわわっ!
本当に大丈夫ですか!?」
うっわー、気まずい!
遅刻なんか気にしてらんない!
「っ…だ、大丈夫」
とりあえず、
キラキラする顔を見ると…あ。
鼻が赤くなってる!
肘鉄、まさか鼻に当たった!?
鼻血とか出さないよね!?
やめてー!
遅刻が確定した私は、
もう、どうでもよくなって。
とりあえず、
この人を保健室に連れて行こう。
「あのっ!ほ、保健室…とか」
「…連れてってくれんの…?」
整った顔を押さえながら、
その人が言った。
…てか、これ、
連れて行かないといけない
パターンでしょ。
「…はい…た、立てますか?」
手を差し伸べると、
力のこもってない手で握られた。
そして、グイッと…引っ張られた!
「うわっ!」
「きゃっ!」
そして、倒れた。
…私は何をしてるんだろう?
「ご、ごめんなさい!」
「力なさすぎ…一人で立つ」
…ですよねー…
イケメンに手を握られたのにー!
そして、
ゆっくりと保健室までついていった。
…ついていかなきゃいけない
パターンでしょ…?